カーペットの心地よさ
20年以上前の住宅では、洋室の床仕上げはカーペットが主流でした。
柔らかなテクスチャー、豊富な仕様と色彩、リッチな雰囲気など洋風生活を実現するためには欠くことのできない床素材でした。
最近では、木製フローリングが出る頃になると、カーペットはホコリが溜まる、汚れ・シミが気になるなど、欠点ばかり目立ち始めました。
そして決定的だったのは、手入れが悪いとダニの温床になることでした。
ぜん息、アトピーなど子供の健康を害する原因のひとつとしてダニが大きく取り上げられたため、カーペットは木製フローリングにあっという間に取って代わられました。
以前は、マンションでもカーペットを張ったリビングと洋室に和室の組み合わせが定番でしたが、現在はフローリングのリビングに洋室、和室が主流です。より洋風化されたマンションでは和室もなくなっています。
住宅でカーペットを使用することは、ほとんどなくなってしまいましたが、カーペットの長所を見直すことにより、再度復活する可能性はあるでしょう。
フローリングに比べると確かに手間が掛かりますが、その点さえ注意すれば足下は暖かくクッション性があり、物を落としても割れにくく、ゴロリと横になっても心地よい素材です。