シックハウスの原因と予防対策
シックハウスの原因
化学物質過敏症は、発症のメカニズムが十分に解明されておらず、ほんの数年前までは疾患の存在自体について、医学界での意見も分かれていたのが現状です。
患者は医師から「気のせい」と決め付けられ、家族からも「神経質な」と咎められ孤独にさいなまれていました。
シックスクールという言葉が最近聞かれるようになりました。
子供にとって安全であるべき学校が、床に塗るワックスや内装建材、教師のタバコや香水に反応して症状がでてしまうケースです。
集中力や思考力がなくなり、落ち着かず感情の制御ができず怒りやすくなるのが典型的な症状です。
キレる子供たちが社会問題になっていますが、この原因も案外この化学物質にあるのかもしれません。
シックハウス(スクール)予防のため、平成9年からは厚生労働省が室内の化学物質濃度の指針値(ガイドライン)を定めるなど、国は予防策を講じつつあります。
平成15年の7月からは、建築基準法の改正でホルムアルデヒドを発散する建材の使用面積を制限するとともに、原則として全ての建築物に機械換気設備による換気を義務付けしました。
又、防蟻剤のクロルピリホスの使用を禁止しました。
内装材に使用する建材はホルムアルデヒドの発散量のもっとも少ない等級(F☆☆☆☆ 5μg/m3h以下)、もしくは無垢材を使用する、珪藻土のような塗り壁(ある程度の吸着効果があるといわれています)、オスモやリボスといった有機溶剤を含まない自然系塗料を使用することです。
生物的要因による室内空気汚染の対策は、「掃除」と「換気」です。
畳、布団の掃除機かけ、日干しと湿度のコントロールです。
これでハウスダストやダニ、カビの大部分が除去可能です。